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おとく生活

自転車保険は必要?友人が体験した恐ろしい事例を紹介!東京も自転車保険の加入義務化へ!

自転車保険って必要なの?と思ってませんか? 以前、友人の息子さんが自転車で事故を起こして裁判になりかける恐ろしい体験をしました。 東京都2020年4月には自転車保険の加入が義務化される予定ですが、未加入なら直ぐにでも入っておいた方が安心です。 おすすめの保険補償範囲の比較注意点など調べてまとめましたのでご紹介します。

 

自転車保険って必要?

 

自転車保険に入ってますか?

 

自分は安全運転しているから大丈夫と思ってませんよね?

 

自転車は歩道も走れる乗り物なので、想像以上に人との接触事故が多いんです。

 

全国的には未だ完全には自転車保険への加入は義務化されていませんが、徐々に拡大されています。

 

何故なら、スマホの普及で事故件数が大幅に増えているのと、賠償額が増大しているからです。

 

賠償額では、過去に1億円近くの例もあったそうですから自動車並みと思って間違いありません。

 

また、自分は自転車保険に加入していても、実は子供は入っていなかったというケースもあります。

 

小さな子供がスピードを出して運転している所も時々見かけませんか?

 

東京都の2018年度の統計では全負傷者の内、自転車が関与している事故が36.1%にも上ります(警視庁「都内自転車の交通事故発生状況」より)

 

注目すべきは

未成年の自転車事故が15.7%

出合頭の自転車事故は何と43.3%!

 

自転車って手軽な乗り物ですが、実はこんなに危険な乗り物でもあるんですね。

 

実は私の友人の息子さんも…

数年前にとても恐ろしい体験をしてしまいました…

 

 

友人の息子さんの恐ろしい体験

 

事故発生!

 

 

友人の息子さん(A君:当時未成年)

 

自転車を運転中に歩道を歩いていた中年男性(B氏)に激しくぶつかり怪我をさせてしまいました。

 

A君の主張:

避けたのに自転車に当たってきた

 

B氏の主張:

スピードを出していたので避けられなかった

 

歩道を歩いていたB氏が急に進路を変えた為、A君も避けようとしたけど避けきれず、B氏は数メートル弾き飛ばされて腰と膝を打ってしまったとの事でした。

 

ここでB氏は、A君に自分は悪人ではないので「全て私の責任です」と言う念書を書いたら裁判沙汰にはしないと言ってきたそうです。

 

人の良いA君は納得しないものの怪我をさせてしまった事、念書を書いたら裁判沙汰にしないと言う言葉を信じて大事にはならないだろうとタカをくくってしまいました・・・。

 

A君:怪我をさせてしまったのは申し訳ない、治療費は自分が支払う

B氏:落ち着いたら連絡する

 

警察と救急車が去って、A君もその場を後にしたのですが、当日の事を親に心配かけまいと内緒にしてしまいました・・・。

 

警察からの連絡で発覚

 

 

事故から1カ月を過ぎた年末

 

突然友人宅に警察から電話が来ました。

 

「B氏から連絡が取れないと電話がありました。 かなりご立腹の様ですが、今後は家庭裁判所の管轄になります。 早急にB氏へ連絡される事をおすすめします」

 

何も聞いていなかった友人は、パニックになりつつもA君に全て話す様に言いました。

 

A君は事故に対して自分は悪くないという思いがあったのと、事故当日B氏が救急車に自分で乗り込んでいたのを見て「大した事はないだろう」と思っていたそうです。

 

この辺が子供の判断ですね…

 

更にA君は、スマホの連絡先に登録していない人からの着信を拒否する設定をしていた為、B氏からの電話を結果的に無視する事になってしまったのです。

 

これは怒るでしょ(笑)

 

事実を知った友人は私の所に相談してきましたが、直ぐに電話をして未だ余計な事は言わずに誠心誠意謝罪のみする事をアドバイスしました。

 

しかし、B氏は1カ月も放置された事で怒り収まらず、弁護士から連絡させるとだけ言って、早々に電話を切ってしまったのです。

 

自転車保険に入っていない!?

 

こんな時、まずは対応可能な保険に加入していれば安心なので、私は友人に加入している保険をすべて確認する様に話しました。

 

自動車保険、クレジットカードに付帯される保険など、ありとあらゆるチェックをさせましたが、自転車事故を補償する保険には未加入でした。

 

こうなると、相手の治療費、慰謝料、弁護士費用、相手との交渉、全て実費で行わなくてはなりません。

 

少なくとも数十万~数百万は覚悟する必要が出てきそうな状況で、友人は半泣き状態となってしまいました…

.

.

当り屋の可能性?

 

その後、どうも怪しい匂いがしてきました。

 

B氏は電話で以下の事を伝えてきたそうです。

・足の骨が陥没している

・治療には相当日数が掛かる

・後遺症が残るかもしれない

・会社の役員で業務に支障が出ている

・別途弁護士から連絡させる

 

事故当時、自ら救急車に乗り込んだ話からすると、これはいささか大袈裟な気がしますよね。

 

歩道を歩いていたB氏が急に進路を変えて自転車に向かってきたとA君は言っているので、もしかすると「当り屋!?」

 

こうなると、もう素人判断は危険です。

 

幸いにも、知り合いの知り合いに弁護士がいたので、何とかお願いして無料相談を受ける事ができました。

 

その結果、弁護士さんから以下のアドバイスを頂きました。

 

・保険に加入してないか?再確認する事

・誠意を見せて謝罪する事

・1カ月おきに治療の状況を確認する事

・事故の経緯や電話など全ての記録を残す事

 

その上で「相手が弁護士を立てて慰謝料などの請求をしてきたら、改めて弁護士として正式に相談に乗ります」と仰って下さいました。

 

やっぱり弁護士さんにそう言って貰えると、めちゃくちゃ安心感がありますね(笑)

 

 

家庭裁判所からの通知が来た!

 

審判不開始決定通知書

 

事故から3カ月を過ぎようとしていた矢先

 

家庭裁判所から一通の手紙が送られてきました。

 

「審判不開始決定」…

 

これを見た友人

安堵して私に見せましたが、要は家庭裁判所としては扱わないというだけで、治療費や慰謝料などの請求があれば支払わなければならないと書いてあるだけですね。

 

友人は、家庭裁判所からの通知と言うだけで恐怖に陥ってしまい、まともに文章を読めなくなっていたのです。

 

こんなの受け取ったらドキドキしますからね(笑)

 

 

事故の顛末

 

結論から言うと

B氏は当り屋などでもなく、普通に良い人でした。

 

ただ、事故当時のA君の対応、その後の連絡無視に腹を立てていた為に、必要以上に強く言ってしまったそうです。

 

その後、友人とA君、B氏の3人で面会し、治療費、慰謝料合わせて10万のみで和解となりました。

 

一応、相談した弁護士さんにも連絡して「破格の条件だし悪意はなさそうなので和解で良いでしょう」と仰って頂けたので、ようやく安心する事ができました。

 

正しい判断ができない子供が起こした事故でしたが、あまりにも恐ろしい経験でしたので、友人は速やかに各種保険の見直しを行ったそうです。

 

 

自転車事故を起こしてしまった時

 

友人の例で分かったかと思いますが

 

自分や家族(特に子供)が自転車で事故を起こしてしまった場合、必ず次の事を行って下さいね。

 

事故直後にすべき事

書くまでもなく、人命優先です。

 

相手の怪我の程度にもよりますが、相手が転倒したり出血してしたりしてたら、先ずは救急車を呼ぶ事です。

 

軽い転倒でも頭を打っていたら怖いですからね。

 

A君のケースでは、B氏が「全て私が悪い」と言う「念書」を要求してきましたが、これは書いちゃいけませんでした。

 

B氏が悪意を持った人だったら、警察の現場検証を避けてその場をおさめて、忘れた頃に「念書」と共に法外な治療費、慰謝料の請求書が送られてきます。

 

相手が警察を拒否するような事があっても、絶対に警察による現場検証はしてもらうべきです。

 

裁判になった時、警察の現場検証の記録は絶対ですからね。

.

.

対応する保険の確認

自転車保険に加入した記憶って意外と忘れがちです。

 

何故なら、分かりづらい名前の保険(特約)があるからです。

 

自動車保険の「個人賠償責任補償特約」

 

大手自動車保険会社の「個人賠償責任補償特約」の例を書きますね。

 

保険契約者、又はその家族が国内外の事故で相手に怪我をさせたり、物を壊してしまい法律上の損害賠償責任を負う場合に適用されます。

 

保険金額は、国内の事故は無制限、国外は1億円

 

日常生活の色んな場面をカバーしてます。

・自転車運転中の接触事故

・買い物中の商品破損

・愛犬が噛みついて怪我をさせた場合

・ゴルフボールが当たって怪我をさせた場合

 

自動車保険の特約だし

自転車運転中の事故をカバーしているって知らないで入っている人もいますので、自家用車を持っているなら真っ先に確認しましょう。

 

 

クレジットカードの「個人賠償責任保険」

 

クレジットカードにオプションで付けられる保険ですが、分類としては「個人賠償責任保険」に入ります。

 

自転車による事故に限定されない為、こちらも分かりにくい名前となってます。

 

JCB 「JCBトッピング保険(自転車プラン)」

ニコス 「ハンディー保険」

エポス 「エポラク障害保険」

イオン 「ネットでかんたん保険」

 

自転車保険に入るつもりはなかったけど、月額150円~300円程度の保険なので、別の理由で加入していたかも知れませんよ?

 

 

自転車屋さんで入る保険

 

 

結構忘れがちですが

自転車を購入した時に「保険に入りますか?」と聞かれませんでしたか?

 

入っていれば、自転車に「TSマーク」のシールが貼ってあるはずです。

 

青色TSマークと赤色TSマークがありますが、赤色TSマークなら損害賠償額は最大1億円です(青色TSマークは1千万円)

 

自転車の点検整備を受ける事で加入できる自転車保険ですが、保険期間が1年で自動更新はありません。

 

更新するには、再度自転車の点検整備が必要だからです。

 

なので、購入して1年未満の自転車なら、未だこの自転車保険が有効かも知れません。

 

 

事故後の対処

 

事故後はとにかく誠意を見せる事ですね。

 

相手に怪我をさせてしまったのなら、その事に対しては謝罪をする事です。

 

ただし、万が一裁判になる事も考えると、相手の過失もあるかも知れませんので、「治療費は全額支払います」など余計な事は言わない様気を付けた方がいいですね。

 

示談交渉付の保険に入っていれば、治療費や慰謝料などは「保険会社に任せてますので…」と言っておきましょう。

 

それと定期的な相手の治療状況確認と全ての記録が大切です。

 

「その後お怪我の具合は如何でしょうか?」と1カ月おきくらいには確認しておくのがベストです。

 

もし示談交渉付の保険に入っていなくても、あわてて弁護士に有料相談する必要はありません。

 

A君のケースでも、相手が弁護士を立てて治療費などの請求をしてきてからで良いと言ってましたので。

 

もし心配なら、無料の弁護士相談を受けておけば安心できますし、一度相談しておけば正式に依頼する時にスムーズですからね。

 

 

おススメの自転車保険と補償範囲の比較

 

色んな会社が自転車保険を出していますが、料金、補償額、補償範囲がまちまちです。

 

コンビニ系

 

コンビニ/
商品名
保険料賠償事故の補償自分の怪我の補償
ローソン
「自転車保険」
※充実プラン
①本人のみ  398円/月
②夫婦    548円/月
③家族    784円/月
無制限
示談交渉付き
日常生活の
賠償事故も対象
死亡   400万円
後遺障害 400万円
入院   3,500円/日
セブンイレブン
「自転車向け保険」
①本人のみ  333円/月
②夫婦    436円/月
③家族    601円/月
最高3億円
示談交渉付き
日常生活の
賠償事故も対象
死亡   290万円
後遺障害 290万円
入院   4,000円/日
ファミリーマート
「自転車向け障害保険」
本人・家族  257円/月最高3億円
示談交渉付き
日常生活の
賠償事故も対象
死亡   107万円
入院   4,500円/日

※2019年10月26日調べ

 

コンビニ系は手軽に加入できて、値段も手ごろなのが特徴です。

 

補償内容もしっかりしてるので、個人的には一番おすすめです。

 

中でもローソンの自転車保険(充実プラン)が補償額無制限だし、死亡・後遺障害保険金、入院保険金も他社より多いので、コンビニ系ではローソンが一番かな。

 

 

携帯キャリア系

 

携帯電話会社/
商品名
保険料賠償事故の補償自分の怪我の補償
au
「Bycle」
※シルバーコース
①本人のみ 600円/月
②家族   1,360円/月
最高3億円
示談交渉付き
日常生活の
賠償事故も対象
死亡   800万円
後遺障害 800万円
入院 12,000円/日
※自転車以外の
場合は半額
ソフトバンク
「かんたん保険」
※しっかりコース
①本人のみ 600円/月
②夫婦   950円/月
③家族  1,480円/月
最高3億円
示談交渉付き
日常生活の
賠償事故も対象
死亡   800万円
後遺障害 800万円
入院 7,000円/日
NTT docomo
「サイクル保険」
①本人のみ 450円/月
②夫婦   660円/月
③家族   990円/月
最高5億円
示談交渉付き
日常生活の
賠償事故も対象
※海外での事故も対象
死亡   550万円
後遺障害 550万円
入院 3,000円/日

※2019年10月26日調べ

 

携帯キャリア系も優れてますね。

 

Docomoの「サイクル保険」は、死亡・後遺障害保険金、入院保険金が他社より低いものの賠償責任保険金が最大5億と抜き出てます。

 

しかし、過去の自転車事故での損害賠償額が1億弱なので、死亡・後遺障害保険金、入院保険金の充実しているauの方がお勧めです。

 

 

クレジット会社系

 

クレジットカード/
商品名
保険料賠償事故の補償自分の怪我の補償
JCB
「トッピング保険」
※もっと安心
本人・家族  999円/月最高1億円
示談交渉付き
※海外での事故も対象
死亡   100万円
後遺障害 100万円
入院 2,000円/日
NICOS
「ハンディー保険」
※自転車プランAコース
①本人のみ 1,030円/月
②夫婦   1,640円/月
③家族   2,410円/月
最高1億円
示談交渉付き
※海外での事故も対象
死亡   100万円
後遺障害 100万円
入院 10,000円/日
EPOS
「エポラク傷害保険」
※自転車コース
①本人のみ 1,040円/月
②夫婦   1,740円/月
③家族   3,190円/月
※カスタマイズ可能
最高3億円
示談交渉付き
日常生活の
賠償事故も対象
※海外での事故も対象
死亡   500万円
後遺障害 500万円
入院   1,000円/日

※2019年10月26日調べ

 

クレジット会社系の自転車保険は、コンビニ系、携帯キャリア系より掛け金が割高な感じです。

 

損害賠償の補償内容としては充実しているものの、死亡・後遺障害保険金、入院保険金がちょっと少ないですね。

 

EPOSカードの自転車保険「エポラク傷害保険」は自由にカスタマイズ可能ですが、補償内容をコンビニ系、携帯キャリア系の基準にしようとすると掛け金が高くなってしまうので、あまりお勧めができません。
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.

自転車保険って必要?まとめ

 

自転車保険は絶対に必要な保険です。

 

スピードの出た自転車を抑え込む力のない子供

 

軽く接触しただけで転倒してしまうお年寄り

 

事故はいつ起きてもおかしくありません。

 

もし、事故を起こしてしまったら、自動車保険の特約、クレジットカードのオプションあたりは、個人賠償特約などのオプションに入っていないか?要確認です。

 

自転車のTSマークは新車購入時は入るものの、1年過ぎて更新する人は少ないですが、意外と忘れがちなので有効期間を確認しておきましょう。

 

コンビニ、携帯キャリア、クレジットカードなどが出している自転車保険(個人賠償責任特約含む)は、多種多様な補償内容となっています。

 

その中でも、手ごろな料金で補償内容も充実しているコンビニ系の自転車保険がおすすめです。

 

東京都も2020年4月には自転車保険の加入が義務化される予定ですが、自転車事故はいつ起きるか分かりません。

 

万が一の事を考えて、補償が充実した自転車保険に入っておきましょう。

 

HelloCyclingなどのシェアサイクルを借りる時にも、自転車保険に入っておくとより安心して借りられますね^^

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