
出典 Apple
iPhoneで撮った写真で年賀状用を作りたいけど、大量の写真をいちいちパソコンに取り込むのは面倒ですよね? それに取り込んだ写真を探したり、定期的なバックアップも非常に手間が掛かります。 iPhoneからワンタッチで、バックアップ、パソコンへの取り込みもできて画像編集もできる、しかも無料で使える一番簡単なアプリ/ソフトウェアをご紹介します。
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年末近くなると、年賀状用に今年撮った写真の中から上手に撮れた写真を探しますよね?
iPhoneの中に沢山の写真を溜め込んでしまっていると、パソコンに取り込むのも写真を探すのも一苦労です。
写真の色が綺麗に出ているか?ピントがボケていないか?など、ここで選び方を失敗すると、出来上がった年賀状もパッとしないものになってしまいます。
ですから、まずパソコンの画面で写真を観られる状態にしなければいけません。
それってどうやってますか?
iPhoneを Lightning-USBケーブルでパソコンにつないで取り込むのが一般的ですね。
それはそれで正しいやり方です。
でも、撮った写真の編集ソフトやバックアップは別途考えなくてはなりません。
バックアップを怠ると、パソコンが壊れて今までの写真が全て無くなってしまった・・・、なんて話もよく聞きますからね。
そもそもパソコンは数年で壊れるものって思っていた方が良いです。
私も数年ごとにWindowsのクリーン・インストールを繰り返して維持してますし、会社のパソコンも3年更新がルールになってますからね。
今回は、iPhoneやスマホで撮った写真をパソコンに取り込んだり、バックアップする一番簡単でおすすめの方法をご紹介します。
目次
iPhoneで撮った写真をパソコンなどに保存する一般的なやり方
Windowsの標準機能を使う

iPhone/スマホや普通のカメラなどをPCに接続した時に出る自動再生ウィンドウ(Windows7の例)です。
「画像とビデオの読み込み(Windows使用)」を押すと、マイピクチャーフォルダーに自動的に取り込まれますので、普通のカメラなどでは便利ですよね。
もちろん iPhone/スマホでもこの機能は使えますので、この機能を使っている人も多いのではないでしょうか?
でも、一回押し間違えたら自動再生ウィンドウは消えてしまい、ちょっとパソコンに詳しい人じゃないと次にどうしたら良いか分かりません(私の母には到底無理です)

多少でもパソコンに詳しければ、コンパネの自動再生設定を変えてフォルダー名を自動的に付けたり保存先を変えたり色々できるんですけどねぇ・・・
それと、この機能だけでは万が一パソコンが壊れた時、過去の写真が全て消えてしまうリスクがあるので、適切なバックアップのやり方を知っていないとダメです。
システム屋の私でさえ、以前バックアップをさぼっていて半年分の写真をパーにした事がありますよ(笑)
教える側からすると、バックアップまで教えないといけないので、ちょっと面倒です。
外付けハードディスクにバックアップを取って、定期的にDVDに焼いて世代管理したり・・・
せっかくの機能ですが、写真を取り込む前後(設定やバックアップ)の事まで考えると、誰でも簡単とは言えないです。
外付けハードディスクもいつ壊れるかわかりませんし、フラッシュメモリーも完全じゃありません、ましてやCDやDVD、ブルーレイディスクも色の劣化で未来永劫保存できる訳じゃありませんからね。
iPhoneならiCloudフォトがあるけど・・・



出典:Apple
iPhoneユーザなら「iCloudフォト」があります。
iCloudフォトなら、iPhoneで撮った写真が自動的にクラウド(インターネット上のサーバー)上に保管されます。
iCloudは、Apple社がインターネット上のサーバーにユーザー毎の保管場所を提供してくれるサービスで、サーバー上にデータがあるので、iPhoneでも自宅のパソコンでも、どこからでも保管場所を参照できるものなので、非常に便利です。
しかもサーバーの保守やバックアップも行ってくれるので、iCloudフォト(写真専用)とiCloudドライブ(その他文書など)があれば、自分のパソコンが壊れても心配ありません。
とても良いサービスなのですが難点もあります。
無料のディスク容量は5GBしか無い
5GBはiCloudフォトとiCloudドライブ合わせた領域なので、すぐに一杯になってしまいます。
iOS11以降にサポートされた写真フォーマット「HEIF」、動画用フォーマット「HEVC(H.265)」では圧縮率が高くなったとは言え、iPhoneXS MAXの高解像度(2,688 x 1,242ピクセル)の写真なら、写真1枚で3MB程度になりますので、1700枚くらいしか保存できない事になります。
容量を増やすには月額費用を払わなくてはなりません。
50GBで月額130円(税込)程度ですが、無料版のままではまず容量不足と思った方がいいでしょう。

iPhoneの通信制限のリスク
iPhoneの設定で変更可能ですが、写真をiCloudフォトにアップロードする時の初期設定が「モバイルデータ通信を利用して写真/動画をバックアップ」するになっているんです。
通勤中にyoutubeでも見たりしたら1GBなんてあっという間ですので、これに写真をアップロードする通信が加わったらすぐに通信速度制限に引っ掛かってしまいます。
どの携帯キャリアでも共通してますが、パケットし放題などの契約であっても、過去3日の通信量が3GBを越えると通信速度制限が掛かります。
通信速度制限が掛かった状態では、iPhoneは死んだも同然です(笑)
iCloudは操作が分かりづらい?

とても便利で機能も盛り沢山、iPhoneと一体化してiPhoneユーザなら当然みんな使っていても良さそうですが、意外と使っていない人が多いのも現実です。
会社の何人かに聞いてみましたが、「高機能で良いんだけど使い方が良く分からない」と言う意見が多かったです。
パソコンで画像を使おうとすると、事前に「自動ダウンロード」の設定をしておかなければなりませんし、都度ダウンロードするなら上の画像の様に、タスクトレイにあるiCloudのアイコンからダウンロードしなくてはいけません。
繰り返しますが、iCloudはiPhoneユーザにとっては、とても良いサービスです。
でも無料の容量が少ないのと、設定方法や操作方法などが今ひとつ判り辛いのがネックだと思います。
高セキュリティなDropboxもここがネック

Dropboxは高セキュリティが「売り」で名を馳せたオンラインストレージです。
iCloudとほぼ同等の事が行えますが、ネック(デメリット)なのが容量です。
無料の「Dropbox Basic」の場合、最初に割り当てられるのは2GBしかありません。
その後、友達を紹介すると(その人がDropboxをインストールすると)、一人あたり500MBの容量が追加され、最大16GBまで増やす事ができます。
つまり28人も紹介しないと16GBにならないって事ですが、これは至難の業です。
だって、パソコンに詳しい人ならDropboxを既に使っているでしょうし、パソコンに詳しくない人に招待を送ってもインストールまでたどり着きませんから(笑)
有料版は一番安いのでも月額1200円(年払いだと12000円)しますので、今のご時勢では劣勢と言わざるを得ません。
一番簡単なのはGoogleフォト!
私はiCloud、Dropbox、Googleフォト、Googleドライブを目的別に併用していますが、写真について言えばGoogleフォトが一番簡単と思います。
Googleフォトが一番簡単と思う理由
アプリを起動するだけでアップロード完了!

iPhone(スマホでも)で撮影した後、する事はwifi環境でアプリを起動するだけです!
wifi環境でGoogleフォトアプリを起動すると自動的にiPhoneのカメラロールがGoogleフォトに連携(バックアップ)されます。
パソコンで編集したり別のソフトで使いたい時は、ブラウザのお気に入りからアクセスして必要な写真だけ右クリックしてダウンロードすれば良いのです。
いやいや、パソコンにも同期しておきたいんだけど・・・
Googleドライブを入れておけばこれも大丈夫!

上の写真は、Googleドライブ(アプリ)の設定画面ですが、ここをONにしておくだけです。
そうすれば、wifi環境でiPhoneカメラロール→Googleフォト→Googleドライブ(クラウド)と自動的に同期してくれます。
あとは、パソコンを起動すれば、Googleドライブ(クラウド)→Googleドライブ(パソコン)へ同期しますので、実質的な作業は「wifi環境のある場所でGoogleフォトを起動」するだけなのです。

図にするとこんな感じです。
自宅のパソコンはインターネットに繋がっているでしょうから、Googleドライブ(クラウド)に入った写真は、Googleドライブ(パソコン)にも自動的に同期されます。
普通のカメラで撮った写真も、「読み込み設定」でパソコンの中のGoogleドライブを指定しておけば、クラウド上に自動的にバックアップされる事になります。
高画質(圧縮あり)なら容量無制限!

Googleフォトへのアップロードは、デフォルトの「高画質(圧縮あり)」なら容量無制限なんです。
Googleドライブへの自動連携を行ったとしても、容量無制限は変わりません。
さすがGoogle!としか言い様がありません。
高圧縮なら画質も劣化するだろうと思いますが、プロの写真家でもない限り心配する必要が無いほどの高画質です。
■iPhoneの元の画像

■Googleフォトで圧縮された画像

このサイズでは、まず違いがわかる人はいないでしょうね。
それでもファイルサイズは2.83MBから2.06MBに圧縮されています。
1000%に拡大してもご覧のとおり、どっちが元の写真なのか分からないくらいです(比較の為にピクセル位置を合わせてGIFにしてみました)。

違い分かりますか?
iPhoneで写真を撮って、ブログに載せたり写真付の年賀状する程度なら充分すぎるくらい高画質ですよ。
この高画質、このファイルサイズで半永久的に容量無制限のサービスって、どれだけ凄い事か・・・
アシスタント機能が秀逸!
Googleフォトには更に画像編集機能までついているのですが、これがまた秀逸です。
ブログ掲載用に写真を撮りまくっているのですが、ある日Googleフォトを開いてみたら何やら「スタイルを適用した写真」と出ていました。
何だろう?と見てみたら、自分の撮った写真に最適な補正をかけて「保存」しませんか?と提案してくれていたのです。
元の写真と比較すると一目瞭然でした。

当然右の写真がアシスタント機能で色鮮やかに補正してくれた写真です。
実際に目で見た感じは左の写真に近いですが、観ていただく為の写真としては右の方が全然良いですよね?
もちろん手動での画像編集機能も備えています。
■元の写真

■自動で補正

■更に手動で補正

明るい所で撮ったはずの写真がちょっと暗かったり、彩度が低かったりしても、この通り。
曇り空で撮った色の悪いハンバーガーも、Googleフォトで2~3回クリックするだけで食欲をそそるハンバーガーに生まれ変わりました(笑)
iPhone・スマホの容量が削減できる!
まだあります!
iPhoneやスマホで撮った写真をGoogleフォトに保存、ここまでは他のアプリでも同様の事はできます。
が、Googleフォトの場合、他のアプリみたいに完全同期ではないのです。
どう言う事かというと、iPhoneやスマホからGoogleフォトにバックアップされた写真は、iPhone/スマホのカメラロールから削除してもGoogleフォトには残ったままになるんです。
と言う事は、無理して高額な256GB容量などの iPhone/スマホを購入しなくても良いという事(スマホの容量を節約できる)です。

Googleフォトのアプリでは上の様に表示されるので、ここをタップすればGoogleフォトにバックアップ済みの写真をiPhone/スマホから削除できます。
この機能もとても助かってますよ。
Googleフォトを便利に使う為の準備
事前準備はどこのサービスでも必要ですが、Googleフォトも多少は事前準備が必要ですので、順番にご説明します。
Googleアカウント

Googleのアプリを使うためには、Googleアカウントを作成しておかなければなりません。
殆どの方が持っているのではと思いますが、念のためサインアップ画面のリンクを貼っておきます。
GoogleフォトとGoogleドライブをインストール(iPhone/スマホ)

iPhone/スマホで撮った写真をGoogleフォトに保存し、必要な写真だけを都度パソコンにダウンロードして使うなら「Googleフォト」さえインストールしておけば大丈夫です。
パソコンにも全ての写真をダウンロードしておきたい、またパソコンで取り込んだ写真をGoogleドライブ(クラウド)にバックアップしたいのなら、Googleドライブをインストールする必要があります。

GoogleフォトをGoogleドライブに連携させるには、Googleドライブの設定で「Googleフォト」フォルダをONにします。
iPhone/スマホ側の設定をこれくらいしかありません。
簡単でしょ?
WindowsPCに「バックアップと同期」をインストール

以前はGoogleドライブと呼んでいましたが、パソコンにインストールするソフトウェアの名称は「バックアップと同期」に変わっています。

もっとも、パソコンに作成されるフォルダ名は「Googleドライブ」なのでご安心を。
「2018」など年だけのフォルダ名がGoogleフォトで作成されたフォルダーです。
「Blog用写真」と「wallpaper」などのフォルダは、普通のカメラで撮った写真や、別のソフトウェアで加工した写真のバックアップ用です。
ここのフォルダに入れておけば、自動的にバックアップされるのですから便利この上ないです。
Googleフォトを使う上での注意点
Googleフォト、Googleドライブを使う上で注意しないといけない点もあります。
他のユーザとの共有
これ重要です!
iPhoneで撮った旅行の写真なんかを友達同士で共有したいですが、Googleフォトの場合写真やアルバムを特定の人とだけ共有したくてもできません!
この仕様には驚きました。
特定の人とだけ写真を共有しようとアルバムを作成して、共有設定で一人のユーザを招待したのですが、そのアルバムのURLを別のブラウザで(Googleにログインしていない状態で)開けてしまいました。

直前に赤字で「仕様」と書きましたが、これはバグ(システムの不具合)ではなく仕様でこうなっているので、他人に見せたくない写真やアルバムはGoogleフォトは使わない方が無難です。
バグではないと断言したのは、同じ事をGoogleドライブでやろうとするとキチンとロックが掛かっているからです。
訳のわからない長いURLだから、他人は知る由も無いと思っている方は認識を改めましょう。
共有したい人に招待メールを送った段階で、URLの記載がされたメールが飛んでいるので、悪意を持った人(他人のメールを覗く意思を持っている人)なら可能です。
インターネット・メールはセキュリティ無しと思ってください。
万が一Googleフォトで他人に見られたくないアルバムを作ってしまったら、そのアルバムはすぐに削除しましょう。
(アルバムを削除しても、元の写真は消えないので大丈夫です)

アルバムではなく、写真毎に共有したい場合も共有の解除を行えば大丈夫ですよ。

オプションで共有のボタンをOFFにすればオッケーです。
他人に見られても大丈夫な写真やアルバムだったら、そんなに神経質になる必要はありあせんけどね。
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iPhoneで撮った写真をパソコンに取り込む一番簡単な方法まとめ
Googleフォトは、iPhoneで撮った大量の写真を高画質に、かつ容量無制限でバックアップできる優れたサービスです。
しかも操作は簡単ワンタッチ、wifi環境でアプリを起動するだけです!
でも注意が必要なのは、特定の人だけと写真を共有したい場合は、GoogleフォトではなくGoogleドライブで行う事。
これだけ気を付けていれば最高に便利なサービスですので、ワンタッチでバックアップする習慣付けちゃいましょう!