毎年7月20日は大國魂神社の「すもも祭」です。120軒以上の露店の内、すももの出店も沢山出ていて品種も沢山ありますが、大人気なのが「からす団扇」と「からす扇子」です。 どうしても手に入れたい「からす団扇」、その値段や入手方法、「すもも祭」の起源などについても調べてみました。
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目次
大國魂神社のすもも祭の起源は?
大國魂神社の「すもも祭」は私が子供の頃からずっと続いている毎年恒例のお祭です。
子供の頃は、すもも祭の起源なんて考えた事もありませんでしたが、神社ですもも?と気にはなっていました。
今回改めて、すもも祭の起源についても調べてみました。
大國魂神社の公式ホームページには以下の記載がありました。
今から遡る事、およそ950年前!(子供の頃どころではなかったですw)
源頼義・義家父子が奥州平定の際、大國魂神社に戦勝祈願をし、後に戦勝の御礼として大國魂神社で祭りを行った。この時「神饌」として「すもも」を供え、境内にも「すもも市」が立つようになった(大國魂神社すもも祭案内より引用して表現を若干変更)
わかり易く書くと・・・
源頼義が「陸奥守」に就任していた1051年~1062(平安時代中期)、奥州(東北地方)の騒乱を鎮める事に難航していた時、大國魂神社で戦に勝てる様に祈願を行ったのだそうです。
その後、清原氏の加勢を受けた源頼義がなんとか奥州の平定(騒乱を鎮める事)に成功し、大國魂神社へその御礼としてお祭を開き「すもも」をお供えしのだそうです。
それを機に大國魂神社の境内で「すもも市」が行われる様になったのが、現在の「すもも祭」との事。
はぁ・・・、歴史ですねぇ(笑)
一方の「からす団扇」と「からす扇子」ですが、直接すもも祭とは関係していなさそうです。
大國魂神社のホームページには、「五穀豊穣・悪疫防除・厄除」の信仰を持つと書かれており、この「からす団扇(扇子)」で扇ぐと害虫が駆除され、病気は治り、玄関先に飾れば魔を祓い幸せが訪れるとの事です。
すもも祭の開催日時や露店の営業時間
開催日時 | 毎年7月20日 午前8時~ |
参拝者 | 約7万人 |
露店の営業時間 | 約120軒(朝7時~夜9時) |
からす団扇の頒布 | 朝6時~夜9時 |
その他イベント | 無形文化財指定「江戸の里神楽」(午後~) |
府中市の大國魂神社、今日7月20日はすもも祭。源頼義・義家父子が前9年の役の時戦勝祈願をし、御礼詣の際、神饌のひとつとして、すももを供えたことに由来。境内にはすももを売る露店が並ぶ。 pic.twitter.com/Z3flqfId4E
— 鳥居 (@shinmeitorii1) 2016年7月20日
大國魂神社の「すもも祭」は、毎年7月20日に開催と決まっていて、曜日には関係なく実施されます。
なので、2018年7月20日は金曜日ですが実施はこの日に決定済みです。 しかも1日のみ開催という超限定的なお祭ですので、週末に行こうと思ってもダメですよ。
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混雑する時間帯と駐車場情報
平日開催の2018年は、昼間の混雑はそれほどでもありません(週末開催の年と比較したらですがw)。
言い換えれば、2018年の「すもも祭」は、夕方(およそ17時頃~)が一番混雑します。
なので、できれば早めの時間に行っておきたいですね。
ただ、夜の祭の雰囲気って良いんですよね~。
私も大好きなんです。
まぁ、平日だと会社帰りになるので、必然的に夜になってしまいますが。
どうしても車で行きたいと思う人もいらっしゃると思いますが、平日開催とは言え、それなりに混雑しますので、大國魂神社の参拝者用駐車場、境内の一角にあるタイムズ駐車場は入庫が厳しいと思います。
くらやみ祭などの大きなお祭りの時であれば、東京競馬場に臨時駐車場が用意されるのですが、すもも祭ではそれもありません。
周辺の駐車場情報については、こちらで記述しています。
⇒「大國魂神社」へのアクセス 年末年始、GWの駐車場 営業時間や料金は?
人気のからす団扇をどうしても手に入れたい
ところで、この人気の「からす団扇」と「からす扇子」ですが、7月20日だけの限定頒布となっていますので、翌日の土曜日になって買いに行こうと思ってもできません。
ですが、そんな人の為に大國魂神社の社務所にお願いして、取っておいて頂けるんです。
そうすれば遠方の方であっても、翌日以降になってから悠々と「からす団扇」を入手する事ができますね(すももの取り置きはできませんが)。
社務所への依頼方法は、直接大國魂神社の社務所に行ってお願いするか、予約フォームで事前予約する事になります。
予約は社務所の直接行くか、予約フォーム、電話で申し込みとなりますが、初穂料を納めた段階で予約完了となります。現金書留で初穂料を送付する場合は、7月20日必着ですので注意が必要です! 又、受け取り方法は全て郵送となりますので、初穂料の他別途送料がかかります。
闇夜のカラスじゃないですが、大國魂神社には「くらやみ祭」もある事から、黒地にカラスが描かれている「からす団扇」と「特製からす扇子」が人気ですね。
「7月20日に大國魂神社へ行くから、その時買えばいいや」と思ったあなた。
特に「特製からす扇子」をどうしても手に入れたいなら、この予約をすべきですよ。なぜなら当日の頒布は本数限定(100本程度)になっているからです。
遠方の方だけでなく、近所に住んでいても仕事で夕方以降でないと行けないのなら、この予約は絶対おすすめです。
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すもも祭でしか手に入らない「からす団扇」まとめ
大國魂神社のすもも祭で人気の「からす団扇」と「からす扇子」。当日行けないけど、どうしても欲しいなら事前予約ができます。
特に「特製からす扇子」は当日の頒布が100本程度なので、当日行ったとしても手に入れられるか分かりません。
事前予約をすれば手に入れる事ができますよ! しかも郵送での発送なので、遠方にいながら手に入れる事もできるんです。